2016年12月21日水曜日

Studio One関連add-on情報|アドオンiZotope Neutrinoがフリー

今までもSoftubeのSaturation Knobや、純正のVUメーターがFreeで配布されたことがあったり、現在も配布されていたりする、Studio Oneのアドオン(Add-On)ですが、今回(2016.12.21現在)は、「iZotope Neutrino」が無償で購入できるようになっています。(Professional 3.1.1 以上で利用可能です。)



ボーカルに明瞭さやディティールを、ギターや楽器にスムーズなレゾナンスを、ベースにパンチを、ドラムの濁りやたるみを解消、といった効果を簡単操作で得られるようです。

https://shop.presonus.com/products/new-noteworthy/iZotope-Neutrino

「add to cart」をクリックして、0円の買い物をする手順で手続きすると、MyPreSonusのMyプロダクトにライセンスが追加されます(プロダクトキーがもらえます)。またダウンロードボタンからiZotopeのサイトに行ってダウンロードできます。(iZotopeのアカウント必要)。インストールしてStudio One起動時に認証を求められるので、Myプロダクトに表示されているプロダクトキーを入力して完了です。




Studio One 3.3.3リリース|スタジオワンの更新情報(メンテナンスアップデート)

取り急ぎ。
2016.12.19に、Studio One Version 3.3.2がリリースされました。

ミュートがおかしくなるの困ってました。Fixされてよかった。
FaderPort8は日本国内発売はそろそろでしょうか?

Version 3.3.3 Release Notes (December 19, 2016):

The following issues have been fixed:
• [macOS] Crash with FaderPort 8 and OSX 10.8
• Mackie Control Universal Pro not connecting
• Solo/Mute in multi-selection not working
• Mouse wheel input broken for value fields
• No input channel buttons in Prime
• [macOS] Plug-in can’t connect to http server

▼本国フォーラム
https://forums.presonus.com/viewtopic.php?f=213&t=22840

2016年12月8日木曜日

Studio One3.3新機能|コンテンツにクロップ(スタジオワン新機能の使い方)

Studio One 3.3からMIDIイベントのサイズを、内包するデータに合わせてクロップできるようになりました。




実行すると、ノートデータの入っていない前後が切り取られます。


<実行前>






<クロップ実行後>





つい「インストゥルメントパートに特有の操作」を見に行ってしまいますが、「イベントの一般操作」内にあります。(もしくはメニューのイベント内)




気に入って頻繁に使う方は、キーコマンドとして登録してしまうのも手ですね。

Studio Oneガイドブック 39ページ「自分好みのショートカットを割り当てる」では、キーボードショートカットについて解説しています。

2016年12月7日水曜日

Studio One関連情報|第2のMixEngineFX「CTC-1 Pro Console Shaper」スタジオワンのアドオンに登場

取り急ぎ。
第2のMix Engine FXとして「CTC-1 Pro Console Shaper」が発売されていました。
今のところ、本国でのアドオン扱いですね。日本国内でも取り扱われるのでしょうか。

https://shop.presonus.com/products/new-noteworthy/CTC-1-Pro-Console-Shaper

PreSonus Audio ElectronicsのFacebookでは動画も見られます。

アドオン、国内代理店さんでも扱ってもらえるようになるといいですね。
英語での本国との直接やりとりって、ちょっと敷居が高いですよね。

Studio Oneガイドブックでは、250ページ「ミックスビュー(コンソール)」で、ミキサーに関して解説しています。

さらに、無償PDF配布版『Studio One 3ガイドブック〈バージョン3.2差分〉』(PDFファイル)では、22ページ「ミックスエンジンFX とConsole Shaper」で紹介しています。

Studio Oneガイドブックは、書籍と差分PDFファイルを合わせてご覧ください。現在のバージョンの機能も網羅して解説しています!

ダウンロードは出版社のスタイルノートウェブサイトから可能です。

http://www.stylenote.co.jp/books/isbn978-4-7998-0147-5.html
(バージョン3.2差分のダウンロードボタンがあります)


さらに、当ブログではポツポツとリアルタイムなバージョン情報なども更新しています。
引き続きお楽しみいただければ幸いです。

Studio One 3.2 新機能|ミックスエンジンFX(Console Shaper)(スタジオワンでの使い方と設定)
http://s1guidebook.blogspot.jp/search/label/consoleshaper

2016年11月30日水曜日

Studio One 3.3.2リリース|スタジオワンの更新情報

取り急ぎ。
2016.11.29に、Studio One Version 3.3.2がリリースされました。


Version 3.3.2 Release Notes (November 29, 2016):

New features and improvements:

• PreSonus FaderPort 8 Integration
• Modulation wheel position is saved with the preset or song
• Removed notes overlay on non-Melodyned events
• Copy/Paste for VST-XML (Revoice Pro)
• Video Engine tweaks

• Plug-in editor does not close now when disabled via editor menu
• Copy audio event to new track also copies all takes/layers
• QWERTY Keyboard Remote Device access via CAPS lock
• Encoder remote control for pan and other controls is more usable now
• [macOS] MIDI port names are more readable now
• Copy automation via copy and paste events

• Plug and play for Windows USB MIDI devices (Reconnect is automatically initiated
when plugging in USB MIDI device.)
• MIDI program change for VST3 plug-ins
• Templates for StudioLive AR mixers

The following issues have been fixed:

• Browser not scanning Sound Sets in subfolders
• Lockup when pushing corresponding number on keyboard for Select Alternative Tool
• Event content is drawn outside event boundaries on tracks & layers
• Studio One will ask to use audio device that's never been connected
• Not possible to insert a send effect to multiple selected channels
• Crash after recording Instrument part
• Crash after Glue Instrument Parts

• Quantize audio events/parts ignored first selected event per track
• Studio One crash in Rewire mode
• Artist picture has color tint when using CMYK JPGs
• [macOS] MTC out of sync with NLA Video Slave 3
• Presence XT does not store active key switch
• Melodyne Install Now link broken
• “Between each Marker” export bug
• Writing Automation with the Range Tool will affect everything during playback
• Instrument editor is stealing focus when open
• Part Automation changes without user action
• Crash on close all

• Wrong pre/post fader icon on main channel
• Crash when closing Studio One while updating
• No "missing samples" dialog after drag & drop of presets to the layer list
• [ARA] No UNDO in Studio One for tempo changes in Melodyne
• Copy single automation node not working
• Z key (American Keyboard) activates Y key on QWERTY Keyboard
• Disabling first insert on instrument channel disables Note FX

• Video Player fixes for Windows and macOS
• Auditioning MIDI files in Browser not working
• Alt + Drop FX to Send panel doesn't respect multi-selection
• Filtering loops by category can take very long

• [Win] Moving plug-in windows between different monitor DPIs broken

▼PreSonus(本国)フォーラム
https://forums.presonus.com/viewtopic.php?f=213&t=22442

2016年11月12日土曜日

Studio One3.3新機能|クオンタイズ値に四分音符三連符が設定可能に(スタジオワン新機能の使い方)

Studio One 3.3から、クオンタイズ値に「四分音符の三連符」が追加されました。
( ¼T added to Quantize grid)



データ編集や修正では1/8Tでも用は足りるのですが、ワンクリックで四分音符の三連符が入力できたり、ちょっとしたことで便利です。



3.2.2までだと下図のように選択肢が1つ少ないです。



細やかな機能修正が、Studio Oneをより使いやすくしてくれるのを感じます。

Studio Oneガイドブックでは、51ページ「メロディーのマウス入力」を始め、知らないとちょっと手こずる「自動適用」など、クオンタイズ関連の解説を要所用所でしています。


冨田勲さんの追悼特別公演「ドクター・コッペリウス」にご招待いただき鑑賞させていただきました。
「イーハトーブ交響曲」では、富田勲さんのオーケストレーションに感動したのでした。オーケストラと電子系のサウンドバランスも素晴らしかったです。



初音ミクはオーディオをスライスして鍵盤ごとに割り当てて、テンポの揺らぎに対応(指揮者に合わせて歌唱)出来るようになっているそうですが、Studio Oneだと、SampleOneで同様のことができそうですね。

2016年11月9日水曜日

Studio One3.3新機能|変形ツールがベロシティ編集でも利用可能に(スタジオワン新機能の使い方)

Studio One 3.3から、ベロシティの編集に変形ツールを使えるようになりました。
(Transform tool for note velocity)



音楽エディター内で変形ツールを選択して、ベロシティレーンで編集範囲を指定したら四隅や上下のポイントをドラッグするだけです。



「ベロシティー情報の編集作業が効率的におこなえる」

変形ツールは、今まで(3.2.3まで)はモジュレーションやピッチベンドなどの編集には使えましたが、ベロシティレーンではフリーハンドと同じ状態でした。ちょっとしたことですが、今までよりもより効率的に作業ができる嬉しい機能です。

Studio Oneガイドブック232ページ「音楽エディター」では、音楽エディターを解説しています。
237ページ「エディターでのベロシティ調整」では、ベロシティの調整方法を紹介しています。

2016年10月6日木曜日

Studio One3.3新機能(変更点)|QuickTimeからのビデオエンジンの変更(スタジオワン新機能の解説)

Studio One ガイドブックでは、「ビデオ」( 27ページ)の項で、フレームレートの事やビデオからのオーディオの抽出についても紹介していますが、Studio One 3.3から、ビデオエンジンが変更になりました。



「ビデオプレイヤーを開くボタン」

今まではQuickTimeだったのですが、それぞれ以下のエンジンに変更されました。

Windows: Microsoft Media Foundation
MacOS X: AV Foundation

以下、参考になりそうなリンク紹介です。

“iOSファースト”—AVFoundationが変えるiOSアプリのこれから http://ascii.jp/elem/000/000/877/877518/
かつてOS Xは、動画や音声を扱うフレームワークとしてQuickTimeを利用してきたが、MavericksからはiOSの「AVFoundation」に由来する「AVKit」へと変更された。

Wikipedia「Media Foundation」
https://ja.wikipedia.org/wiki/Media_Foundation 

QuickTime for Windowsのサポート終了がニュースになって以降、今後どうするの心配していたのですが、対応早いですね。



2016年9月21日水曜日

Studio One3.3新機能|トラックを無効化(スタジオワン新機能の使い方)

Studio One 3.3から、トラックを無効化することができるようになりました。
オーディオもしくはインストゥルメントのトラック上で右クリック>トラックを無効化 を選択するだけです。



「トラックを無効化」

複数トラックを選択している場合は、メニュー名が「選択されているトラックを無効化」となり一括で無効化できます。無効化した分の負荷がグッと減るのをパフォーマンスメーターで確認できるでしょう。
戻すには「トラックを有効化」を。

もう使わないけど一応残しておきたいトラックが意図せずプレイバックされてしまってた!といったうっかりミスをなくすのにも効果的かもしれません。

2016年9月18日日曜日

Studio One3.3新機能|すべてのエフェクトを一括でオンオフ(スタジオワン新機能の使い方)

Studio One 3.3からインサートしているエフェクトのオン/オフを、一括でおこなえるようになりました。
アレンジウィンドウの左下に新設された電源ボタン(アクティベートボタン)をクリックするだけです。



「クリックすればすべてのインサートエフェクトの電源がオフになる」



こんな感じです。
エフェクトの有無を聞き比べるのに良さそうです。

Studio Oneガイドブック263ページでは、インサートエフェクトについて解説していますのでそちらもご覧ください。

2016年9月8日木曜日

Studio One 3.3.1リリース(Win向けメンテナンスUD)|スタジオワンの更新情報

取り急ぎ。
2016.9.6に、Studio One Version 3.3.1メンテナンスアップデートされました。
新しいverは別のフォルダにインストールされることや、現在作業中のソングはそのバージョンで完成させて、3.3.1では新しくソングを作るように注意がされています。

______________________________________________________________
Version 3.3.1 Release Notes (September 6, 2016):
The following issues have been fixed:

• [Win] Melodyne 2.1.2 causes Studio One to lock up on launch
• [Win] Older Win 7 machines are missing a MS dll
• [Win] Softube Console 1 fails at launch
• [Win] Moving an Arranger section does not move included events
• [Win] Plug-in compatibility issue with outdated PACE implementation
• [Win| compatibility issues with certain audio interfaces

• Preview function for layers not working
• Disable instrument loses the bus routing
• Disabled Channels are part of Mix Engine FX signal flow
• Disable Plug-in state not saved/restored in presets
• Missing a "Cancel" option in Combine/Load Instrument dialog
• Activate monitoring after enabling Track not working

________________________________________________________
Two final notes :

1. Install new version in a separate folder parallel to your current version. 
(start that one you wanna work with)


2. Finish your songs and projects with that S1 version where you started with. And start new songs with the latest update version.



https://forums.presonus.com/viewtopic.php?f=213&t=20938

2016年8月27日土曜日

Studio One 3 事例|Notionへ送信 でエラー スタジオワンでの対処例

 Studio One 3.3で追加されたNotionへ送信の機能は、インストゥルメントトラックのMIDI情報をダイレクトにNotionで楽譜として開けるので便利です!

 しかし、Studio One、Notion、それぞれの環境設定によっては、以下のメッセージが表示されてうまくいかないかもしれません。



「Notionを起動」Notionを検出できない旨が表示されて転送されない

 要点だけをまず書くと、Studio OneとNotionがお互いに認識しあうには、NotionのReWireがオンではダメで、ネットワーク経由での検出を許可しないとダメということです。あと、どちらのファイルも名称を半角英数にする(2バイト文字にしない)。
 私の場合は、以下の設定にすることでうまくいきましたので、ご参考までに記載しておきます。

※環境や状況によってはこれでは改善しない場合もあるかもしれません、あくまでうまくいった一例としての紹介とお考えください。こちらではこれ以上の情報はありません。
 また、お試しの際は、あらかじめ現在の設定をメモしてから変更するなど、元に戻すための対策もお忘れなく実施してください。すみませんがこちらではフォローいたしかねます。

<Studio One側の設定例>
環境設定>一般>ネットワーク>リモートコントロールアプリにこのDAWの検出を許可 にチェックを入れる



<Notion側の設定>
環境設定>一般>以下の項目を設定
1)ReWire有効 をオフ
2)ネットワークディスカバリを許可 をオン


 どうやら、Studio OneとNotionがお互いに認識しあうには、ReWireがオンではダメで、ネットワーク経由での検出を許可しないとダメ、といったところでしょうか。
 最初、早く試したいのにエラーが表示されて焦ってましたが、なんとかうまくいくようになってホッとしたので、同じ状況でお困りの方もいらっしゃるか、ということでまとめてみました。
 「普段はReWireで同期させたいのにどうするの?」などの疑問も出るところですが、まずは動作してくれたので、状況に合わせて設定を変更しつつ様子を見たいと思います。

 なお、本家PreSonusフォーラムの以下のページを参考にしました。

https://forums.presonus.com/viewtopic.php?f=167&t=20644

さらにまとめられた様子?↓
https://forums.presonus.com/viewtopic.php?f=167&t=20634



あと、Studio One、Notion、どちらのファイルも名称を半角英数にしておかないと反応しない場合があるようです。
わたしは海外開発ソフトで2バイト文字(全角など)を使うと、ファイル管理や動作に問題が起きるのが怖いので、いつも半角英数にします。Studio Oneに限らずおすすめです。


 もう1つだけ
 Studio OneからNotionへ送信した際に、「×××× サウンドは使用できません」と表示される場合があります。



Notionに転送しても音は再現されない旨のメッセージ

 Studio Oneで使っていたVSTプラグインがNotionで読み込めないからだと思いますが、その場合は、Notion側でそのプラグインを有効にすることで改善するかもしれません。



スコアセットアップ>VST音源>プラグインマネージャー で有効にする

 GarritanのARIA Playerで試したのですが、あらかじめプラグインを両アプリで使用できる状態にしておいた場合は、Notionに転送した際に、ちゃんと音源が割り当てられて、Studio Oneと同じ音源が鳴りました。

※この記事は公開後も画像や文章を適宜修正しています。

Studio One3.3新機能|スタジオワンとNotionとの連携強化

 3.3新機能でPreSonusが推してると思われるのがNotion 6との連携。Studio OneのインストゥルメントトラックのノートデータをクリックだけでNotionで開けるようになったのがポイントでしょう。


※バージョン5までは、ReWireでの連携と、ファイル書き出しでの一方通行の連携などが可能でした。
Studio Oneガイドブック 286ページでは、ReWireでNotionと連携を紹介しています。MIDIやオーディオファイルの書き出しは、144ページ「MIDIファイルの作成や読み込み」で紹介しています。

 Studio One3.3から、メニュー>ソングに「Notionへ送信」のアクションが追加されました。これを実行するだけでNotionが開いて楽譜がNotionで表示されます。





Studio OneのインストゥルメントトラックをNotionに送信して楽譜が表示されたところ

※Notionが見えない的なメッセージが表示されて連携できない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。


 なお、Notionからの転送も、iPad のCaptureからStudio Oneへの転送を思わせるものに進化しています。統一感が出てきました。



NotionからStudio Oneへの転送画面

 Studio Oneの画面内でメロダインのように融合した楽譜機能も期待したいところかもしれませんが、まずは順当に進化した感じでしょうか。今後も楽しみです。

2016年8月26日金曜日

Studio One 3.3リリース|スタジオワンの更新情報

取り急ぎ。
2016.8.25に、Studio One Version 3.3がリリースされました。

Version 3.3 Release Notes (August 25, 2016):
New features and improvements:

• Integration with Notion 6: transfer audio and note data between Studio One and
Notion, anywhere on your network
• One-click global Effects on/off
• Combined On/Off for multiple selected Effects and Instruments
• Disable Tracks, Instruments or Plug-ins
• New Autofill option for multitrack drum quantization in Slice mode
• New video engines replacing QuickTime
(Win: Microsoft Media Foundation; OS X: AV Foundation)
• Transform tool for note velocity
• Performance improvements for Mix Engine FX
• ¼T added to Quantize grid
• Updated MP3 decoder (compatibility improvements)
• Improved tape-style monitoring
• Copy Track now includes automation
• Resizing notes respects initial mouse offset
• Note events no longer jump when clicked
• Note events no longer played when deleting or lassoing
• New crop events and note selection shortcuts in Music Editor
• Navigate between channels from plug-in header
• Multi Instrument sub outputs now listed in stem export
• Mixdown without master effects state now saved
• [Studio 192 / Studio 192 Mobile] Direct control of Mute, Dim, Talk and speaker
selection from Studio One mixer (requires UC Surface 1.8.1 to be released in mid-September)

The following issues have been fixed:
• Extract Audio from Video not working (macOS - 64-bit)
• Crash with Console Shaper
• Missing audio in Melodyne when event is trimmed
• Crash when exporting many audio clips via drag&drop to Browser
• Double-click on a negative bar value in Melodyne ruler starts playback from current
play-cursor position
• Automation does not follow when dragging event to Scratch Pad
• Automation bracket tool is jumpy on certain track heights
• Magnifier tool shortcut (shift+alt) shouldn't toggle snapping
• Add ranges via SHIFT should not deactivate snap
• Extra automation point created when copying
• Part automation of layered parts are lost on merge
• [Win| Switched to dynamic Universal C Runtime (increases number of simultaneous
unique plug-ins)
• Crash when entering faulty ISRC code
• Crash after canceling external instrument bounce
• GUI update very slow when lots of events are in a folder
• “Record Takes" for part automation broken
• Crash after canceling external instrument bounce
• Tooltips missing when changing event volume
• Bus channel order changed after mixdown
• Track within a folder changes position after transform
• Time-stretched audio is shifted by 1 sample on each bounce
• Move folder track under another open folder not possible
• [OS X] GUI glitches with Melodyne 4 on Retina Macs
• Crash when disconnecting external storage
• Crash in Presence XT scripting engine

▼PreSonus(本国)フォーラム
https://forums.presonus.com/viewtopic.php?f=213&t=20558

2016年7月29日金曜日

Studio One 3の操作|GarageBandのApple Loopsをスタジオワンで使う。ブラウザ ファイル の操作。

 講師繁忙期につきすっかりごぶさたしてしまいました。今回はStudio Oneの話から少しそれているようでそうでもない内容。

 だいぶ前に、Appleのガレージバンドに中国の楽器やApple Loopsが追加されたニュースがありました。iOS版、MacOS版ともに更新されているのですが、iOS版の二胡は、タッチデバイスならではの演奏感がとてもよいです。



「GarageBandに追加された中国楽器。残念ながらStudio Oneでは利用不可」



「iPhone版の二胡。フレットレス感が演奏していて楽しい」

 さて、二胡や琵琶などの楽器は、残念ながらStudio Oneでは利用できませんが、Apple Loopsはオーディオファイルですのでブラウザから直接利用可能です。
 Studio Oneでブラウザの「ファイル」タブを開いたら、Apple Loopsの保存先をたどるだけです。Apple Loopsの保存先は、私のMacでは、HDD直下のライブラリ>Audio>Apple Loops>Apple の中の「Chinese Traditional」フォルダに、中国楽器のループがたくさんありました。



「ブラウザの「ファイル」タブでは、コンピューター内のファイルをブラウズできる」

保存場所が異なる場合もあるようですので以下が参照になるかもしれません。
▼GarageBand、Logic:ループのインストール場所
https://support.apple.com/ja-jp/HT201503

 ニュースなどでは200ループほど追加されたという情報がありましたが、Chinese Traditionalフォルダ内には300ループほどあるので、元々100ループはあったのでしょうか。この辺は作業前に未確認でしたので不明です。Apple Loops内の他のフォルダ内のループも利用可能です。

 もちろんFinderでLoopsを見つけてドラッグしても利用できますが、Studio One内からApple Loopsを使うというのもちょっと変わった感じがしていいかもしれません。試聴もしやすいし。
 注意点は、GarageBand内でのキー設定と、オリジナルファイルのピッチが必ずしも一緒ではないこと。



 GarageBand内ではキー設定によって違う音程で演奏されます。以下のようにキーがDならオリジナルファイルと違うピッチ(音程)で鳴ります。



「キーがDに設定されている」

 一方Studio Oneでは、オリジナルファイルを試聴し、ドロップした際もオリジナルのピッチでアレンジウィンドウに配置されます。
 なので、GarageBandで作業中にいいループを見つけた場合、名前を頼りにStudio One
に読み込むと「あれ?音程が違うな?」となるかもしれません。

 そんな場合は、イベント上で右クリックしてトランスポーズで音程修正しましょう。となりのチューンではさらに微調整可能なので、音程は合ってるけど他のトラックに対してちょっとピッチ低いなー?!なんて場合にも心地よい音程になるよう微調整できます。


「イベントを右クリック>トランスポーズ イベントに関する設定が可能」



「トランスポーズで半音単位のピッチ調整」

 なお、トランスポーズやチューンは、イベントインスペクターにも同じ設定項目が用意されています。こちらで調整しても同じです。
 Studio One ガイドブック(224ページ)イベントインスペクターの項では、トランスポートやチューンなどの解説をしています。

 不思議と、GarageBandでループを重ねていくのと、Studio Oneでループを重ねていくのでは、また雰囲気の違った曲が構築されていく感じがします。
 PreSonus Studio One付属のループと、Apple GarageBand付属のループを混ぜて使ってみるのも一興です。

 iPhoneで二胡を演奏してStudio Oneにとり込んだりもしたいですが、そのあたりはまたの機会に。

2016年6月10日金曜日

Studio One 3.2.3リリース|スタジオワンの更新情報

取り急ぎ。
2016.6.9に、Studio One Version 3.2.3がリリースされました。

Version 3.2.3 Release Notes (June 9, 2016)
New features and improvements:

• Channel input monitoring meter can now again be activated with arm button only
when Tape Style monitoring is off
• Edit Cursor is placed only when “Range Tool in upper event area” mode is activated
and clicked in upper track area
• Disabled automatic loop activation
• On stop, only locate to edit (orange) cursor when "return to start on stop" is active
• Trim whole envelope with "bracket" tool beyond last / before first point
• Show absolute and relative values in automation transform tooltip

The following issues have been fixed:

• VST Instrument timing issues with Mix Engine FX Delay Compensation
• Audio Bounce creates silent output with tape style monitoring
• Preset Issues with non-ASCII characters in file names
• Crash when importing MP3 with special tags
• The only tempo of a song can be deleted when scratch pad exists
• Crash after closing missing plugin dialog
• First part of audio missing after bounce of time-stretched event
• Quantize of grouped Audio Tracks doesn't work correctly
• Instrument events truncated on notes instead of bars
• Playing solo in layers deactivates loop
• Using smiley with heart-shaped eyes (emoticon) in file name causes song not to open

▼PreSonus(本国)フォーラム
https://forums.presonus.com/viewtopic.php?f=213&t=19010

2016年6月3日金曜日

Studio One 3.2.2新機能|センドデバイスラックへのドロップでBUSチャンネルにインサートさせる(スタジオワン新機能の使い方)

Studio Oneガイドブック 265ページとその前後では、センドエフェクトの概要や操作方法について紹介していますが、Studio One 3.2.2から、センドデバイスラックにドロップする際に、FXチャンネルを作成するか、BUSチャンネルを作成するかを選べるようになりました。



BUSチャンネルを作成してFXをインサートするには、Alt(Mac:option)を押しながらセンドデバイスラックにエフェクトをドロップします。



修飾キーを押さずにドロップすると、今までどおりFXチャンネルが作成されてインサートされます。(下図)















作成されたチャンネル(左:FXチャンネル、右:BUSチャンネル)



違いは、BUSチャンネルならセンドラックがあるので、さらにセンドエフェクトに送ることができるので複雑なルーティングを組めたり、BUSチャンネルにはミックスエンジンFXを読み込めたり、と機能が豊富なところでしょうか。

なお、FXチャンネルなら、ソロセーフに自動でなりますが、BUSチャンネルを作成した場合はなりません。ソロセーフは、SHIFTを押しながら「S」クリックです。
StudioOneガイドブック206ページでは、ソロ機能の解説の中でソロセーフについても紹介しています。

上図では、FX/BUS チャンネルが作成されると同時に、イベントビューにそれぞれのオートメーショントラックが作成されています。
これは、Studio One3.2からの新機能で、「チャンネルのオートメーショントラックを自動作成」にチェックを入れておくと、このようにオートメーショントラックが自動作成される設定になります。



FXとBUSは、インスペクターにフェーダーなどが表示されるようにもなり、3.2.2でいろいろと強化された印象です。

2016年5月28日土曜日

Studio One 3.2.2新機能|バスチャンネルのボリュームフェーダーがインスペクターに表示されるように(スタジオワン新機能の使い方)

Studio One 3.2.2から、インスペクター内にバスチャンネル、FXチャンネルの項目(フェーダー、パン、デバイスラック)が表示されるようになりました。



「インスペクターに表示されるようになったバスのフェーダー、パン、デバイスラック」

今までは、下図の左点線内のように、バスやFXチャンネルを選択しても、フェーダーなどは表示されませんでしたが、例えば、バスのオートメーショントラックを選択するとこれらが表示されるようになりました。
コンソールを表示しなくとも、ちょっとした確認や操作ができるので便利ですね。



「左点線内:バージョン3.2.1,右:バージョン3.2.2以降」

2016年5月26日木曜日

Studio One 3.2.2新機能|イベントFXに簡単にアクセスする(スタジオワン新機能の使い方)

Studio One 3.2.2から、イベントFXへのアクセスが、より簡単になりました。
イベントの左下のアイコンをクリックすると、イベントにインサートされているエフェクトを呼び出せます。



今までのように、インスペクターを表示しなくてもよくなりました。



「左:インスペクターのイベントFX表示、右:イベントFXをダイレクトに呼び出せる」

もしくは、Alt+F(Mac:Opt+F)でもエフェクトの編集画面を開けます。
イベントFXをレンダーすると、以下のアイコンに切り替わります。



「イベントFXをレンダー済みであることを示すアイコン」

ちょっとしたことですが、これでまた数工程の手間が省けます。

2016年5月22日日曜日

Studio One 3.2.2リリース|スタジオワンの更新情報

すっかり遅くなりましたが、2016.5.19に、Studio One Version 3.2.2がリリースされました。

Version 3.2.2 Release Notes (May 19, 2016):
New features and improvements: 
• New command to open Event FX window (Alt+F) 
• ALT modifier for fades now suspends crossfade editing 
• New option to enable/disable auto-expand layers after recording takes 
• Monitoring button and metering reflect correct status in tape-style record mode 
• Bus channel metering shown on automation tracks (track height “normal” or higher) 
• [Project Page] MD5 checksum for DDP export 
• View all channel types in inspector 
• Use ALT modifier to add FX plug-in as bus channel when dragging to console 
• Improved import of Cubase/Nuendo Track Archives (now supporting level, mute, 
automation data, VCAs) 

The following issues have been fixed: 
• Mix Engine FX have no latency compensation 
• Crash on quit with multiple open songs 
• Controller data not visible while recording on Instrument Track 
• [Music Editor] CMD modifier behavior for temporary Paint tool should be inversed 
• Crash after drag and drop of audio to the browser 
• Alternate range tool doesn’t work on automation lanes 
• Paste at original position doesn't work for arranger parts 
• Dragging multiple events to empty space doesn't create multiple tracks 
• Layer name not set on first take 
• Legato command misinterprets last event 
• Bus connection lost after adding VCA in track controls 
• Automation track to lane area not properly transferred on drag 
• Wrong channel order after adding VCA from track controls 

• [OSX] UAD plugins leave white boxes on the screen 
• [Presence XT] articulation key switches not applied for notes on same time-position 
• Impossible to set cursor to bar 1 beat 1 in Scratch Pad 
• Vertical zoom state not reset on double-click when all notes have the same pitch 
• élastique Pro 3 time-stretching out of sync in stereo files 
• "Solo follows selection" doesn't work for shared instrument tracks 
• Crash after undo audio quantize of grouped tracks 
• Play Start Marker placed in negative time 
• Delay Compensation broken for Pipeline on Main Out 
• High sample rates not represented correctly in OpenTL

2016年5月18日水曜日

Studio One と Softube新商品発表会

Studio Oneの日本代理店のエムアイセブンジャパンが、Softube製品のディストリビューションを開始して、新商品発表会があったので参加してきました。

SoftubeとStudio Oneといえば、以前に、アナログ的な歪みを得られるSaturation Knobの無償提供がありました。



「Saturation Knob Add some analog distortion to your tracks.」
なお、今もSoftubeのページではFreeDownloadが用意されてます。
http://www.softube.com/buy.php

ひっくり返ったフェルマーターのようなマークが印象的

Softubeは、Studio One 3.2からのミックスエンジンFXへの参加も表明されているので、とても気になるところ。
日本発売第1弾のConsole 1は「デジタル・ミキサーの迅速で直感的なワークフローが取り込まれており、クラシックなアナログ・ミキサーの素晴らしいサウンドが組み合わされています。」(MI7 webサイトより)、ということでミックスエンジンFXもこれと似てくるのか???など興味深いです。

発表会の様子は、Studio Oneとの絡みのあたりだけでも、追って書こうと思います。






▼Softube日本語サイト
https://www.mi7.co.jp/products/softube/






2016年5月12日木曜日

Studio One 3機能紹介|グリッドにスナップ のスタジオワンでの使い方(相対グリッド、順応、イベントにスナップ)

Studio One ガイドブック 51 ページでは、ノートデータの位置を揃える機能として「グリッドにスナップ」を紹介していますが、ノートデータだけでなくイベント位置の調整にも有効です。



「グリッドにスナップさせるボタン(右)。スナップの基準(グリッド)は左で選択」

上図は、スナップする基準をクオンタイズ値にしている状態ですが、これを「順応」にすると、例えば拡大表示中はより細かい値にスナップするなど融通を利かせてくれます。「小節」や「フレーム」にスナップさせることもできます。



仕切りバーの下側では、より柔軟な設定ができます。
「イベントにスナップ」では、イベントの頭やお尻にぴったりと並べたい時に便利です。



「イベントがスナップ対象になり、ピタッと配置できる

相対グリッドは、例えばグリッドを小節にしてる場合に、小節線から"すこし右"に配置しているイベントの”すこし右”を考慮して、ちょうど良い場所に配置してくれます。
裏拍においたワンショットを相対的な位置を保ちつつガンガンコピーする、、、といった場合にも良いのではないでしょうか。



「グリッドからの相対的な距離を保ってコピーや移動をおこなえる」

カーソルとループにスナップは、カーソル位置やループの始点終点がスナップ対象になります。



「カーソル位置に吸着してくれる」

なお、すべてにチェックを入れると、ループへのスナップが無視される場合があったりと、少々コンフリクト(競合)しているような感じもみえますので、様子をみながら試してみてください。

とういことで、少々不確かなことがあるとガイドブックに記載するのがはばかれ、カット...となったりするわけですが、便利機能でもったいないので、ブログにて紹介してみました。