2019年11月13日水曜日

e-Instruments社のPresence XT用ベース音源について|Studio Oneの使い方

期間限定で、e-Instruments社のPresence XT用ベース音源「eBass」が現在無償DLできるようですので試してみました。

(ダウンロード方法ほか詳細は、すっかりStudio One定番サイトのうんこバンドさんのページがとても参考になります。拙著Studio Oneガイドブックも紹介していただいてます。感謝。)

Presence XT用なので、1)ドロップすれば音源と一緒にエフェクト設定も読み込まれたり、2)そのエフェクトがマクロコントロールで一体化していて一元管理できたり、3)音色の特徴を活かしたループ(musicloop)が用意されいたり、と使いごたえのある音源パックとなっています。


1)ブラウザから音色をドロップすると、音源(Presence XT)が立ち上がり、デバイスラックにエフェクトが読み込まれる。



2)チャンネルエディターからのマクロコントロール



3)musicloopが用意されているのも嬉しい。ブラウザのループタブで、「並び替え:」を「製品」にして「eBass Classic Finger」など製品名のフォルダーの中を見ると見つけやすいです。ベンダーで「E-Instruments」を探すのもありです。

あ、もっと基本ですが、音色を使うには、4)ブラウザのインストゥルメントタブを表示して、Presence XT内のeBassフォルダ内の音色をアレンジウィンドウにドロップします。「並び替え」をベンダーにしておくと、eBassというフォルダ内に音色があります。


4)音色をつかうにはブラウザからアレンジウィンドウにドロップ

なお、音色名の後ろにPerformanceと付いているのは、リアルタイムで演奏するための機能が設定されており、Productionと付いているのはキースイッチなどでフル機能を扱えるのでしっかりと打ち込むのによいでしょう。FXとついている方は、コンソールにエフェクト(FXチェーン)も一緒に読み込んでくれます。


5)リアルタイム演奏するならPerformance、打ち込みでフル機能にアクセスするならProduction、FXはエフェクト付き

キースイッチの割り当てや特殊な機能については、マニュアルにすべて書いてあるので、音源をダウンロードするときにマニュアルも一緒にダウンロードするとよいでしょう。
もしくはPresencen XTの操作パネルに記載があります6)。


6)使い方が記載されている。使い倒すならマニュアルが参考になります

Presence XT純正の音色のようにキースイッチが鍵盤やピアノロールに表示されないのは残念なところです。(無理やりやるなら自分でnotenameを編集する、、、、とかでしょうか)


7)上図は、Presence XT付属のギター音色「Les Paul Full」。キースイッチで奏法を切り替えられ、該当する鍵盤が赤く示され、ピアノロールのノートには奏法名や効果名が表示されるので便利。
eBassも表示されればいいのですが、とりあえず初期状態では表示されず。

と、色々な機能が活用されているので、ダウンロードだけしたけど使ってない〜。という方も一度触ってみてはどうでしょうか。

肝心な音については、e-Instruments社のSound Cloudをご覧ください。



なお、Studio One ガイドブックでは、418ページ「コントローラーの集合体「マクロコントロール」や、210ページ「音楽素材(ループ)」などで関連する操作を紹介しています。予備知識としてあわせてご参照ください。
ガイドブックについてはnote記事でも紹介しています。