2016年5月12日木曜日

Studio One 3機能紹介|グリッドにスナップ のスタジオワンでの使い方(相対グリッド、順応、イベントにスナップ)

Studio One ガイドブック 51 ページでは、ノートデータの位置を揃える機能として「グリッドにスナップ」を紹介していますが、ノートデータだけでなくイベント位置の調整にも有効です。



「グリッドにスナップさせるボタン(右)。スナップの基準(グリッド)は左で選択」

上図は、スナップする基準をクオンタイズ値にしている状態ですが、これを「順応」にすると、例えば拡大表示中はより細かい値にスナップするなど融通を利かせてくれます。「小節」や「フレーム」にスナップさせることもできます。



仕切りバーの下側では、より柔軟な設定ができます。
「イベントにスナップ」では、イベントの頭やお尻にぴったりと並べたい時に便利です。



「イベントがスナップ対象になり、ピタッと配置できる

相対グリッドは、例えばグリッドを小節にしてる場合に、小節線から"すこし右"に配置しているイベントの”すこし右”を考慮して、ちょうど良い場所に配置してくれます。
裏拍においたワンショットを相対的な位置を保ちつつガンガンコピーする、、、といった場合にも良いのではないでしょうか。



「グリッドからの相対的な距離を保ってコピーや移動をおこなえる」

カーソルとループにスナップは、カーソル位置やループの始点終点がスナップ対象になります。



「カーソル位置に吸着してくれる」

なお、すべてにチェックを入れると、ループへのスナップが無視される場合があったりと、少々コンフリクト(競合)しているような感じもみえますので、様子をみながら試してみてください。

とういことで、少々不確かなことがあるとガイドブックに記載するのがはばかれ、カット...となったりするわけですが、便利機能でもったいないので、ブログにて紹介してみました。