2016年6月3日金曜日

Studio One 3.2.2新機能|センドデバイスラックへのドロップでBUSチャンネルにインサートさせる(スタジオワン新機能の使い方)

Studio Oneガイドブック 265ページとその前後では、センドエフェクトの概要や操作方法について紹介していますが、Studio One 3.2.2から、センドデバイスラックにドロップする際に、FXチャンネルを作成するか、BUSチャンネルを作成するかを選べるようになりました。



BUSチャンネルを作成してFXをインサートするには、Alt(Mac:option)を押しながらセンドデバイスラックにエフェクトをドロップします。



修飾キーを押さずにドロップすると、今までどおりFXチャンネルが作成されてインサートされます。(下図)















作成されたチャンネル(左:FXチャンネル、右:BUSチャンネル)



違いは、BUSチャンネルならセンドラックがあるので、さらにセンドエフェクトに送ることができるので複雑なルーティングを組めたり、BUSチャンネルにはミックスエンジンFXを読み込めたり、と機能が豊富なところでしょうか。

なお、FXチャンネルなら、ソロセーフに自動でなりますが、BUSチャンネルを作成した場合はなりません。ソロセーフは、SHIFTを押しながら「S」クリックです。
StudioOneガイドブック206ページでは、ソロ機能の解説の中でソロセーフについても紹介しています。

上図では、FX/BUS チャンネルが作成されると同時に、イベントビューにそれぞれのオートメーショントラックが作成されています。
これは、Studio One3.2からの新機能で、「チャンネルのオートメーショントラックを自動作成」にチェックを入れておくと、このようにオートメーショントラックが自動作成される設定になります。



FXとBUSは、インスペクターにフェーダーなどが表示されるようにもなり、3.2.2でいろいろと強化された印象です。