Studio Oneガイドブック 200ページ「プレイバックでの操作テクニック」では、思い通りにプレイバックやカーソル移動するTIPSを紹介していますが、新機能「再生スタートマーカー」もとても便利です。
まずこの機能を有効にしましょう。
「再生スタートマーカーを有効化する(ショートカット:Alt+P)」
※メニューのトランスポート>オプション内や、画面下部のトランスポートの再生/停止ボタン付近での右クリック、ルーラー上で右クリック、などからチェックを入れても有効化できます。
有効にした後は、Alt+Oでカーソル位置にマーカーが配置されます。
設定後は、なんらかの方法でスタートすると、マーカーから再生します。
停止時は「その場で」停止するのもポイントです。
再生しながらAlt+Oを押して再生マーカーを打てば、その後に素早くそこから聞き返せます。また、以前から「停止時にスタートに戻る」という似た設定がありましたが、こちらは、停止と同時に元の画面に戻ってしまうので、編集したい箇所が見えなくなる場合もありました。「再生スタートマーカー」なら、停止してもその場にとどまり、次の再生時にマーカー位置に戻るので操作に無駄がありません。
※停止と同時にスタートマーカーに戻ってしまう場合は、メニューの「トランスポート>オプション>停止時にスタートに戻る」のチェックを外すと挙動が変わるかもしれません。
なお、再生スタートマーカーを解除するには、もう一度Alt+Pを押します。
これも、全体に影響する操作なので紹介してみました。