イベントを他の場所でも使いたくてコピーするには、範囲選択してAlt+ドラッグします。
その際、属するレイヤーも引き連れていくかを「レイヤーはイベントに従う」で決められます。
以下、画像と共に解説。
1)選択範囲を他でも使いたい!

2a)レイヤーを引き連れてコピーしたければ「レイヤーはイベントに従う」にチェックを入れる。

コピー先にはレイヤーもコピーされる。コピー先であらためてコンピングも可能なのが便利ポイント。
2b)イベントだけをコピーしたければ「レイヤーはイベントに従う」チェックを外す。

コピー先にはイベントのみコピーされる。コピー先にすでにレイヤーがある場合は、それらのレイヤーが消えてしまったり、混ざってぐちゃぐちゃになるのも避けられる。
例えば、1番の一部分だけを2番で使いたい場合に、レイヤーも引き連れてコピーすると、2番用に録音したレイヤーが上書きされたりなど何かと大変です。
デフォルトではチェックが入っていますが、シチュエーションによりオン・オフを切り替えるのがおすすめです。
そのほかにも役立つシチュエーションがあると思います。
レイヤーが付いてきてしまって困っている方のご参考になれば...と。
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